某アイススケート施設 製氷設備 (空冷ブラインチラー)更新の事例紹介
水冷クーリングタワーから空冷ブラインチラーへの更新と遠隔操作システムの導入
当施設では、従来、クーリングタワーを使用した水冷ブラインチラーでアイススケート場のリンク製氷を行っておりましたが、
冷却水の管理に多大な手間がかかっていました。
この度、空冷ブラインチラーに更新することで、冷却水の管理負担を軽減し、より効率的な運用が可能となりました。
さらに、制御方法に関しても、長年の運用実績を踏まえた上で改良を加え、機械室に行かずとも事務所で遠隔操作ができるシステムを導入しました。
これにより、事務所からスケートリンクのチラーの稼働状況や設定の確認、操作が可能となり、より快適で効率的な運営が実現しました。
また、イニシャルコストに関しては、「環境共創造イニシアチブ(SII)省エネルギー投資促進支援事業補助金」に申請し、
約1.500万円の補助金を受けることができました。
これにより、導入費用を抑えつつ、環境に配慮した設備への更新を実現しました。
管理に手間がかかっていた水冷クーリングタワー撤去
タワー撤去後に空冷ブランチラー設置
施工後の空冷ブラインチラーで氷が張られたアイススケート場